tonight
Smile Maker †1:暖かく染まる白編 1†
2008年 03月 09日 (日) 12:48* Comment(2)
零幸は通いなれた商店街の道を歩いていた。
黒い髪はウルフカットでジーンズに白いカッターシャツ、すこしつり気味の目、大方の人が男と間違える容姿だ。

道を進んでいると顔なじみの八百屋のおばちゃんや花屋の店主さん、魚屋のおじちゃんの声が道の脇から飛んでくる。

「零幸ちゃん、最近はどうだい?アパートの方は上手くいってるの?困ったことあったら相談においで!」
「魚食べたら悩みも減るよ、どうだい?安くしとくよ!」

商店街の人たちは皆零幸が小さい頃から零幸のことを知っている。
ぶっきらぼうで冷たい自分にも心配そうな顔や笑顔でよく話しかけてくれる。
質問には問題無いと、誘いは丁寧に断っておいた。
夕飯の買わなくてはいけない材料は歩き進む内に全部そろった。

普通の人はここから家路に着くのだろうが、零幸は買出しの終わった後はいつもある場所に向かう。
商店街から少し離れた所にある店、『羅天咲』だ。
初めて読む人にはかなり不親切な店名である。

羅天咲は、駄菓子やのようで雑貨屋のようで、喫茶のようでとかなり変わった店である。
ジャンル分け不可能という感じで、言うなればなんでもありそうな店なのである。
商店街を抜けて行かなければならないので結構今居る地点からは遠い。

早足で商店街を抜けると、しばらくして川沿いの両脇が傾斜になっている道にでる。
傾斜の具合が丁度寝転がって昼寝するにはいい感じで、よく遊んでいる人たちがいる。
だが、今は夕暮れ空が赤く染まる頃、完全に日が暮れるまでにはまだまだ時間があるが傾斜には誰も居ない。


Comment
* この記事へのコメント
こんにちは!
初めてコメントさせて頂きました、
揺籠目 雨燕(ユリカゴメ ウツバメ)と申します!

燕様の小説 読みやすいですね。
縦書き文庫で燕様の小説読ませて頂きましたが、
他の方とは違う作品ですね。
僕もオリジナルのキャラを使った小説を縦書き文庫に投稿しているのですが、
まだまだ文章も整ってないし話の繋がりもおかしいしで;
燕様の小説を読んだら、すごく勉強になりました。
これからもよい作品をたくさん書いてくださいね!
よかったらお友達になって頂けないでしょうか?

いきなり来てこんなずらずら書いてってすみません;
では、失礼しました。
2008/ 03/ 12 (水) 17: 32: 20 | URL | 揺籠目 雨燕 # qv0ltmyk[ 編集 ]
返事
揺籠目 雨燕様へ
僕はいいい今!
ぅぅぅ嬉しすぎて死にそうデス!!(○Д○)
ずらずらなんて滅相も無いですよ

読みやすいだなんて
僕なんかまだまだですよ;;
勉強になれたのなら幸いです
応援ありがとうございます
期待に応えられるよう頑張ります

こんな僕で良いのならぜひ友達になって下さい
また雨燕様の小説も読みに行きますね^^
2008/ 03/ 12 (水) 22: 10: 44 | URL | 燕 # 09QiXzQs[ 編集 ]
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