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2008年
07月
01日
(火)
22:45*!> >
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ヘローヘロー
前回に引き続き「奇縁の歌詠み」シリーズの短編です ・今回の話の時間軸 コレと言って特にはありませんが 夜真世村壊滅事件から数年 柊(ヒイラギ)とも出会った後でしょうね ・簡単な登場物紹介 縁(エニシ) 世界の神様のような存在、”帝”に定められた世界を保つための役割を持つ一人 その役割の能力の一つで縁は妖怪を作り出すことが出来る 月之(ツキノ) 縁が最初に作り出した大蛇の妖 縁に激しく執着している 分かりにくいと思いますが読んでくださる方はどうぞ +++ 暗闇に浮かぶ満月 照らされる森林の中を駆け抜ける一つの影 彼の子という役割を背負う誰よりも世界のど真ん中に立つ少年は駆けていた 誰よりも仇視し、憎悪し、嫌悪している者に逢うため 荒い呼吸を繰り返しながら襲い掛かってくる雑妖を言霊で押さえ込みながら進む 引っ掛けた着物は所々解れ、かわしきれなかった爪のため頬には紅い線が走っている 流れる木が消え、視界が開け、流れる雲が月を遮った 月明かりの届かないそこにそいつはいた 立ち止まった少年の目つきがガラリと変わる それを意に介せず不気味に微笑む青年 否、その青年には少年の憎悪の眼差しさえ愛しいのだ 「縁、待っていたよ」 「月之、殺しに来たぞ」 重なる科白、しかし表情は対照的に 蛇の妖の青年、月之はさも嬉しそうに 中立を背負う少年、縁はありったけの憎悪を込めて 蛇の瞳に浮かぶは受諾、好意、情愛 神の瞳に浮かぶは 拒絶、敵意、憎悪 ―――――――――― 読めば分かると思いますが 縁は凄く月之を憎んでいます 大体は前回の短編『少年の涙』を読んでくだされば分かると思います ↑なんつーアバウトな。。。 |
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