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2008年
03月
12日
(水)
21:42*!> >
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店内に入ると昔懐かしい風な雰囲気で、カウンターにはここの店主の女性、架檻さんが居た。 汰丹咲架檻は一人でこの店を切り盛りしていた。 「あら、れぇちゃん来たのかい?今日はどんな用事だい?」 驚いたように目を見開いたあと、ミステリアスな笑顔を浮かべる。 「話にきただけだけど・・・・・」 言いづらそうに零幸が言う。 「まぁそんなことだろうと思っていたよ。何かあったのかい?」 知っていながら聞いてくるとは架檻も人が悪い。 「あぁ、そういえばここに来る途中不思議な子に会ったよ」 「どんな子だい?」 「それが俺と同じぐらいの男なんだけど、白髪で目が蒼かったんだ。空みたいな色で・・・とっても綺麗だったよ」 「へぇ・・・・、なんだか春の予感だねぇ」 ニヤニヤと笑いながら架檻が言う。 「架檻さん、もうすぐ秋だよ?春なんて来るわけないだろう」 「いんや、春だねぇ」 「???」 今度はニコニコと懐かしげに笑う架檻に首をかしげる零幸だった。 |
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