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2008年
03月
13日
(木)
22:02*!> >
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どこか乾いた感じのする冬独特の空。
それを見上げながら零幸(れいし)は歩いていた。 零幸が一人で歩くのは珍しいことではない。 それは、買出しだったり、散歩だったりと、まぁ形はいろいろとあるのだが。 しかし、それは一人の場合の話だ。 †ogre of last marvelous apple† (人喰い鬼の最後のとびきり上等な林檎) 今、私の横には一応奏心荘を救ってくれたことになる居候で、大の甘党、泣き虫弱虫毛虫と三拍子のそろった究極てき良い人体質保持者、そしてオチコボレ悪魔、セキがいた。 物珍しそうに周囲の景色をキョロキョロと落ち着き無く見回している。 この現状を作り出してくれたのは今巷を騒がせしている連続殺人事件だった。 ハ短町及び、その周辺の町でその事件は起こっており、被害者は年齢、性別、体形、全てがバラバラで捜査は難航しているようだ。 その事件には一際目立つ特徴があった。 それは、死体が恐ろしいほど綺麗だということだ。 縛ったあとも、刺したあとも、殴ったあともなく、まるで寝ているかのように皆死んでいるのだ。 一体どんな手口でどんな凶器を使って犯人は罪を犯し続けているのか・・・。 すでに迷宮入りが決まりかけているとの噂もあるほどその事件は奇怪なのである。 なぜ、その事件が私とセキが一緒に散歩しなければならないのと関係しているのかというと、それは少し前までさかのぼる。 □■□■□ |
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